小さな胸を大きくしたい、垂れてしまった胸にハリを取り戻したいと、多くの女性が望んでいることですね。小胸やハリのなくなった胸に悩んでいるなら、エクササイズがおすすめです。筋肉を鍛えればいろいろな胸の悩みに効果があります。そこで今回は効果的なバストアップエクササイズのやり方をご紹介いたします。
大胸筋を鍛える必要アリ!
体の他の部分はスリムに、胸だけを大きくしたいというのは決してわがままではありません。カロリーを抑えて体重を落とすことは難しくありませんが、胸だけを大きくするのは食事制限だけでどうにかなることではありません。
胸を大きくしたいならエクササイズをしましょう。エクササイズをすると、筋肉がついて女性らしい柔らかい胸とはかけ離れてしまいそうなイメージではありますが、胸の周りを鍛えれば、バストアップさせられます。
バストアップに欠かせない筋肉といえば大胸筋です。
女性の胸は90%の脂肪組織と10%の乳腺組織でできています。それを支えているのが大胸筋です。そのため大胸筋が衰えてしまうと胸が垂れてしまいます。大胸筋は普通に生活していて自然と鍛えられる筋肉ではないので、意識して鍛える必要があるのです。
大胸筋を鍛えることで胸自体にボリュームが出るわけではありませんが、胸板が厚くなりグラマーなスタイルに見せられます。また胸の土台である大胸筋を鍛えると、バストトップの位置をキープでき、下垂を防げます。
キレイな胸をキープしたり取り戻したいなら、大胸筋を鍛えるのが近道です。
エクササイズのやり方
簡単にできる大胸筋エクササイズのやり方をご紹介いたします。
大胸筋エクササイズのポイントは、しっかり筋肉を意識することと栄養素が足りているかです。筋肉は回復時につくので、そのときに必要なタンパク質などの栄養素が不足していれば効果は実感しにくくなります。食生活も意識することが大切です。
腕立て伏せ
腕立て伏せは大胸筋を鍛えるのに効果的なエクササイズです。とはいえ腕立て伏せはなかなかできないという女性も多いですね。鍛えるのは大胸筋なので、膝をついて行っても問題ありません。大胸筋だけでなく上半身全体のエクササイズとしても効果的です。
- 四つん這いになり、手を肩幅より広めにつく。
- 両膝をくっつけて、足を浮かせる。
- ゆっくりと肘を曲げたり伸ばしたりする。
合掌ポーズ
合掌ポーズはバストアップエクササイズとして有名ですね。大胸筋に負荷がかかっていることを意識すると効果的です。
- 肘が直角になるように胸の前で手のひらを合わせる。
- 大胸筋に負荷がかかっていることを意識しながら、息を吐きながら力を加えて押し合う。
- 15秒~20秒くらい押し合う。
手の位置を口元に持っていくとさらに効果的です。
ペットボトルを使ったエクササイズ
寝た姿勢で手軽に大胸筋を鍛えられるエクササイズです。寝る前など毎日の習慣にすると良いでしょう。500mlのペットボトルに水を入れたものを2本用意しましょう。
- 仰向けに寝て両足を肩幅に広げる。
- ペットボトルを両手に持つ。
- 両手を上に上げ、ペットボトルを横向きにする。
- 肘を曲げたり伸ばしたりする。
猫背を治そう
日本人に多い猫背ですが、これが小さな胸の原因になります。猫背は背中が丸まり、頭が前に出ている状態。背中が丸まると大胸筋が衰えてしまうだけでなく、血行が悪くなり胸に必要な酸素や栄養が行き届かなくなります。さらにバストに欠かせない女性ホルモンの分泌にも影響があります。
大胸筋のエクササイズだけでなく、姿勢を正しくすることも有効です。
ナイトブラを着用する
就寝中にはブラジャーをつけないという方も少なくないと思いますが、寝返りや寝相によってバストが流れてしまいます。
起きているときは重力の向きは上から下です。ですが横に寝ているときには、右から左。うつ伏せのときは後ろから前。仰向けの時は前から後ろ。と実は寝ている姿勢によって違う方向に重量がかかります。その結果、バストが流れることにつながってしまうのです。
形をキープできるようにしっかりとホールドをしてあげましょう。
効果を上げるポイント
大胸筋を鍛えてバストアップの効果を上げるためのポイントは、「毎日エクササイズを続けること」です。当たり前のように感じるかもしれませんが、毎日エクササイズをすることはバストアップにとても効果があるのです。
大胸筋を鍛えて土台をしっかりさせることはもちろん、筋肉を鍛えると血行が良くなります。血行が良くなると、酸素やバストアップに必要な栄養がきちんと胸に行き届くようになるということです。また血行が良くなると胸にハリも出て見た目もキレイに!
いずれのエクササイズも短時間でできる簡単なものなので、隙間時間などを有効に使って美胸を目指しましょう。