胸は一度垂れると元に
戻せないと言われます。
下着メーカーのワコールの研究結果では、
加齢によって崩れたバストラインが
完全に元に戻ったという人は
少ないとされています。
垂れる前に垂れさせたくないですよね!
胸が垂れる原因
【 1.クーパー靭帯が伸びてしう 】
クーパー靭帯は、
コラーゲン繊維で出来ていて
乳房内に網の目のように張り巡らされ、
大胸筋、乳腺、脂肪、皮膚を
支える役割をしています。
ある程度までは強く伸びても
元に戻ることが出来ます。
ですが・・・
激しい運動を頻繁に行う、
加齢に伴い胸の重みを
支えられなくなった、
授乳後の衰えなどで、
この靭帯が伸びたままだったり
切れてしまうこともあるのです。
そして、そうなってしまうと
元に戻らないのです。
一度切れたりしてしまうと、
胸を支えられなくなってしまうのです。
この靭帯は修復が出来ない
と言われています。
【 2.姿勢が悪く猫背ぎみ 】
姿勢が悪く猫背気味だと、
胸に血液や栄養が
行き渡りづらくなります。
【 3.間違ったブラ選びと
正しく装着されていない 】
ノーブラでいたり、
ゆるくホールド力のないブラ、
サイズや自分に合ってないブラを
つけていませんか?
正しいつけ方は分かってはいるけど、
面倒でついやっていなかったり・・・
胸が垂れてしまいますよ!
【 4.急激な胸のサイズの変化 】
妊娠授乳期間中は
胸が張って大きくなります。
そして、その期間が終わると
萎んでしまいます。
皮膚の伸び縮みでハリがなくなるのと、
赤ちゃんに乳首を引っ張られることで
垂れてしまう原因にもなります。
たくさん子供を産むほど、
当然垂れてしまいます。
【 5.ホルモンバランスの変化によって 】
乳腺の発達を促すのは、
エストロゲンという女性ホルモンです。
このホルモンが加齢や自律神経の乱れで
ホルモンバランスが崩れて、
エストロゲンが分泌が少なくなると
胸が垂れてしまうのです。
【 6.肌のハリがなくなった 】
加齢に伴い、肌にハリがなくなってくると
胸をしっかり支えられなくなります。
垂れを防ぐ予防策
【 1.クーパー靭帯がこれ以上
伸びないようにする 】
(1)
運動をする際は、
スポーツタイプブラなどを使用しましょう。
(2)
胸をマッサージし過ぎない
ようにしましょう。
【 2.姿勢を良くし、
猫背を解消しましょう 】
【 3.大胸筋を鍛えましょう 】
合掌のポーズ
⑴
手を胸の前で合わせて、肘を張ります。
⑵
手首に力を入れて、10秒キープします。
⑶
そのまま左脇の方向に手を持っていきます。
手首に力を入れて、10秒キープします。
⑷
右脇も同様に行います。
腕立て伏せ
⑴
四つん這いになります。
⑵
手を肩幅位の位置に置き、
指先は内側を向けます。
⑶
腕を曲げて、顎を床につけるイメージで
上体を下げます。
⑷
腕を伸ばして、上体を上げます。
まずは5回行ってみましょう。
脚を真っ直ぐ伸ばして行う
従来の腕立て伏せとは違うので、
筋力のない女性でも行いやすい方法です。
【 4.自分に合ったブラを
正しくつけましょう 】
デザインが可愛いから、
試着もしないで買ってしまったなどの
経験はないですか?
出来たらお店の専門の方に
しっかりサイズを測って選んでもらうと
良いでしょう。
つけ方も鏡を見ながらお店の方に
レクチャーしてもらうと良いでしょう。
胸が垂れてしまって戻らないなんて、
嫌ですよね。
垂れる前がベストですが、
垂れてしまった方も
これ以上垂れさせない為に
予防していきましょう!