クーパー靭帯は修復できないけど鍛えることはできる

クーパー靭帯は、バストを吊り上げる役割のあるコラーゲン繊維束で出来ているゴムのような感じの靭帯です。

バスト全体を包むようにバスト全体に張り巡らされていて、乳腺・大胸筋・皮膚と繋がっています。

一度クーパー靭帯が切れてしまったり、伸びきってしまうと元に戻すことが出来ません。このクーパー靭帯が切れたり伸びてしまえば、当然胸は垂れてしまいます。クーパー靭帯は切れても痛さを感じないのです。

そのため、知らないうちに気づいたら胸が垂れていたということになってしまいます。

美容整形の手術でもこのクーパー靭帯を再建することは出来ません。原因を知って、是非ともクーパー靭帯が垂れないように予防したいですよね!

クーパー靭帯が垂れる原因

1.バストの重み

バストの重さは、Aカップで約250gEカップではなんと約800gもあるのです。

その重さを支えるので、出来るなら重さに耐えられるようにして胸の形を維持させたいものですよね。

2.激しいスポーツ

ジョギング、ダンスなどの激しい運動で傷んだり伸びたりしてしまいます。スポーツブラなどでしっかりサポートするようにしましょう。

3.加齢によって皮膚が伸びて弛む

皮膚が弛んでしまうと、バストの位置も下がってしまいます。

皮膚の弛みを防ぐために、バストケア用の保湿美容液やクリームなどでしっかりケアすると良いでしょう。

4.妊娠授乳

妊娠授乳期はバストが大きくなります。赤ちゃんに授乳する時は胸が張り、赤ちゃんが飲み終えてしまえば萎みます。

その繰り返しでクーパー靭帯が伸びてしまうのです。

5.日常生活

ラクだからと・・・緩いブラやノーブラで過ごす時間が長くないですか?しっかり体に合ったブラを着けましょう。

日中はワイヤー入りでしっかり固定し、就寝時はナイトブラ、運動時にはスポーツブラとその時に合った状況で使い分けましょう。

6.マッサージのし過ぎ

胸が大きくなりたいからと、激しくマッサージするのもクーパー靭帯を傷める原因に
なってしまいます。

クーパー靭帯を鍛えるには・・・

一度切れたり傷んでしまったクーパー靭帯は修復は出来ません。

ですが・・・
バスト全体を支える大胸筋や小胸筋を鍛えることで、クーパー靭帯の負担を軽減させる効果があります。

バストはクーパー靭帯だけで支えているのではありません。大胸筋や小胸筋もバストを支えているのでこの筋肉を鍛えることが重要です。

クーパー靭帯は修復できないけど鍛えることはできる

エクササイズ法 合掌のポーズ

(1)両手の平を合わせて、肘を張ります。

(2)手首に力を入れて、10秒キープします。この時、胸の大胸筋を意識しましょう。

(3)その状態のまま、左脇へ手を移動します。ここでも10秒キープします。

(4)また中央の胸の前に戻ります。10秒キープします。

(5)逆側の右脇へ移動します。10秒キープします。

ちょっとした時間に1日何度か行いましょう。日常の積み重ねが大切です♪

なお、もっといろんなエクササイズを知りたいという方は、こちらの記事も参考にしてください。
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クーパー靭帯は修復できないけど鍛えることはできる