垂れた胸を戻す広背筋トレーニング法

広背筋をご存知でしょうか?

背中にある筋肉で、
ちょうど肩甲骨のすぐ下辺りから

三角形に骨盤辺りまで伸びている
筋肉です。

この筋肉を鍛えることで
垂れた胸をアップさせる
効果があるのです。

胸が垂れる理由

姿勢が悪く猫背でいると
胸が下がってしまいます。

よく胸を大きくするには
大胸筋を鍛えることがいいと言われます。

ところが、この大胸筋を鍛えようと
手を胸の前で合わせて力を入れる方法だと、

猫背の人が行うと余計に
胸が垂れてしまう可能性があるのです。

近年、デスクワークやパソコンの普及で
肩が前に寄ってきてしまい、

「巻き込み肩」

になってる方が多いのです。

 

肩が前に寄っている状態で、
手を胸の前で合わせて力を入れると
更に巻き込み肩になりかねません。

この巻き込み肩や猫背の人は
広背筋がガチガチになっている場合が多く、

この広背筋を伸ばすことが
垂れないバストを維持するには必要です。

広背筋トレーニング

この広背筋を鍛えると
胸の位置が上がり、
背筋が伸びて姿勢がよくなります。

肩側から胸が引っ張られ、
お腹の出っ張りも防げます。

また、肩や背中のこりも少なくなります。

では、
広背筋トレーニングを行ってみましょう!

【 1.お祈り体操 】

1.
四つん這いになり、肘を床につけます。

2.
手の平を上に向け、
両手の肘から小指までをつけます。

3.
そのまま重心をお尻側に移動し、
お祈りのポーズをします。

4.
そのままの姿勢で20秒キープします。

これを5~10回程繰返します。

【 2.ひねり体操 】

1.
椅子に座って、両腕を前に伸ばします。

2.
手の平を上に向け、
両手の小指から肘までつけます。

3.
そのままの状態で右側にひねり、
20秒キープします。

4.
元に戻して、
逆側も同様に行います。

交互に5~10回程繰り返します。

広背筋が固いとお尻が浮きやすくなります。

お尻を浮かせないように注意しましょう。

【 3. 広背筋伸ばして
大胸筋を鍛えてバストアップ 】

1.
両腕を前に真っ直ぐ上げ、
手首と両肘をぴったりつけて力を入れます。

2.
そのまま腕は下げないようにして、
肘を直角に曲げます。

10秒キープします。

3.
更に肘が離れない程度に腕を引き上げます。

10秒キープします。

巻き込み肩矯正、姿勢を良くし、
二の腕引締め、背中をスッキリさせ、
大胸筋を鍛えてバストアップさせる効果が
あります。

【 4.肩甲骨を下げ、
胸にハリを持たせる「胸張り体操」】

1.
真っ直ぐ立ち、両手の平をお尻に当てます。

2.
そのまま両手の平を
真っ直ぐ下に下げられる所まで下げます。

5秒キープします。

これを5~10回繰返します。

腰を反らせないように、
お腹にグッと力を入れます。

いかがでしたでしょうか?

背筋が伸びて背中の筋肉を使ったという
感じがしたと思います。

背筋を伸ばして、
胸の位置をこれ以上

下げないようにしつつ
垂れた胸を引き上げましょう!