みなさんはバストアップにチャレンジしたことがありますか?テレビなどでバストアップマッサージが紹介されていたり、今女性の間でバストアップに注目が集まっています。バストアップに成功すれば、スタイルそのものがとても魅力的で美しくなります。
いろんな方法がありますが、今回は筋トレをご紹介いたします。まずは筋トレでバストアップができる理由、どこの筋肉を鍛えるのか、具体的な筋トレのやり方なども併せてご紹介いたします。
筋トレでバストアップできる理由
筋トレとバストアップが結びつかないという方もいるでしょう。筋トレをしてしまったら、カチカチの胸になるのでは?という不安をお持ちの方もいるはずです。ですが、バストアップに筋トレは必須とも言えるほど重要なのです。その理由は次の3つになります。
土台作り
人間の体のバスト部分の構造は、まず骨があり、その上に「大胸筋」という筋肉がついています。さらにその上に乳腺や脂肪がついています。バストの基盤はこの筋肉ということになりますね。この筋肉を鍛えることで、胸に厚みがでてバストが大きくなります。大きくするだけでなく、ツンと上向きバストを形作ることができるのです。
下垂を防ぐ
バストをしっかりとつりあげている筋肉を「小胸筋」といいます。この筋肉を鍛えることも非常に大切です。上向きバストづくりをサポートしてくれている筋肉の一つだからです。また、バストを内側に引っ張る働きを担っているので、左右にバストが離れていくのを防ぎ、きれいな谷間を作ることもできます。
クーパー靭帯
乳腺、大胸筋、皮膚をつなげバストを形作ってくれている「クーパー靭帯」。
・サイズの合わないブラジャー
・加齢
・授乳
・大きなバストの重み
・マッサージのやりすぎ
といったことで、伸びてしまいます。一度伸びたこの靭帯は、元に戻すのが非常に難しく困難です。ただ、しっかりと筋トレをして、大胸筋や小胸筋を鍛えておけば、この靭帯にかかる負担を軽くすることができます。
血流改善
筋トレをすることで、血流も改善されます。血流によって酸素や栄養素、女性ホルモンがバストに運ばれるので、バスト自体を大きくすることもできるのです。また、ハリのあるお肌になるので、見た目もとてもきれいなバストにすることができます。
鍛えるべき筋肉
鍛えるべき筋肉は3つです。
大胸筋
骨のすぐ上についていて、バストの一番下「土台」となっている筋肉になります。この筋肉を筋トレで鍛えると、バストをしっかりと支え、持ち上げることができるようになります。垂れ胸を持ち上げるだけでなく、小さな胸も大きく見せることができます。
小胸筋
バストの上部にある筋肉で、バストを引っ張り上げる役割を担っている筋肉になります。鍛えられることで強くなり、バストは上に上がって大きくみえます。
さらに、酸素や栄養素や女性ホルモンを胸に届けるという働きもあります。小胸筋によって届けられたエストロゲン(女性ホルモン)は乳腺を刺激し、その乳腺を守るべく脂肪組織が増加するとバストそのものが大きくなってくれるのです。
胸鎖乳突筋
首から胸にかけて走っている筋肉で、バストを引き上げてくれています。しっかりと鍛えれば、大胸筋と一緒にバストを持ち上げてくれます。
筋トレのやり方
お祈りのポーズ(大胸筋)
- 背筋を伸ばして立つ、または座ります。
- 胸の前で両手を合わせ合掌します。(床と腕が水平になるように)
- 合掌した両手を強く押し合って10カウント。
- 息を吐きながら腕を前にゆっくりとのばしていく。
- 10回繰り返し行ってください。
大胸筋を意識して行うことが大切です。
タオルトレーニング(大胸筋)
- 両手でフェイスタオルの両端をもってください。
- タオルを持ったまま腕を下におろしてから上にゆっくり腕を上げます。
- 上げた腕を背中に回して背中にタオルをつけます。
- ゆっくりと腕を前に戻します。
タオルを背中に回すときに、絶対にタオルを手から離さないでください。身体がすごくのびるので、とても気持ちよく感じることができるはずです。フェイスタオルではちょっと背中に回せないという方は、スポーツタオルやバスタオルなど、もう少し大きめのものを使用していただいても大丈夫です。
ダンベル(大胸筋)
ダンベルがなければ、500mlのペットボトルを用意し、水などを入れ代わりに使用して行ってください。
- 仰向けに寝転んで両手にダンベル(ペットボトル)をもち胸の位置に広げます。
- ゆっくりとダンベルを持ったまま息を吐きながら持ち上げます。
- ゆっくりと息を吸いながら下ろしてください。
肘は曲げずにしっかりと伸ばして行ってください。
逆腕立て(小胸筋)
- いすを背にして立ち、指先を自分の方にむけ座るところに手をつきます。この時肘はしっかりと伸ばしておいてください。
- 膝を直角になるように曲げます。
- 背筋を伸ばした状態で息を吸いながら肘を曲げます。(脇は開かないように!)
- ゆっくりと息を吐きながら肘を伸ばします。
腕の力を使って体を持ち上げるように行ってください。
胸鎖乳突筋を鍛える
- 真っすぐ立って顎をひきます。
- 首を横にひねり10カウント。
- ゆっくりと元に戻します。
- 反対側も同様に行ってください。
肩こりや首コリがひどい方は、この動きでも痛みを伴うことがありますので、注意してください。
筋トレはやりすぎ注意!
バストアップしたいとばかりに、筋トレを激しく行ってしまうのはNGです。筋肉は鍛えすぎると体脂肪が減ってしまうのはご存知ですよね。それに乳腺の発達などに影響がでてしまうので、筋トレのやりすぎには注意が必要です。
「ほどほどにするのが調度いい」
ということを覚えておいてください。具体的な頻度ですが、3日に1度程度で十分です。初めて筋トレをする方は、最初は痛みなどが出る場合があります。無理は挫折の元ですので、自分のペースで行うようにしてくださいね。
また、筋トレと併せてナイトブラの着用もしましょう。睡眠時にはバストが左右に流れたり、潰れたりしています。せっかくバストアップしようと毎日がんばっていても、毎日バストがつぶれてしまっていては効果も半減します。
寝苦しくないノンワイヤーのナイトブラであれば、ストレスなくお使いいただくことができると思います。