バストアップに何をすればいいのか、なかなか周りの人にも相談しにくい場所であるだけに、一人で悩んでいるという人もいるのではないでしょうか。バストは生まれつき大きさや形が決まっているという訳ではなく、加齢で形が崩れることもありますが、同時に何歳になってもバストアップは可能です。
それはバストが脂肪でできていて、コントロールしやすい場所であることがあげられます。ただ太っていても胸は大きくならない、またダイエットで胸ばかりが痩せてしまうということもあります。それはバストを成長させるために必要な栄養が行き届いていないこと、また老廃物が排泄されていないことなどが原因です。
そこで今回はバストアップのために必要なマッサージについて、その効果とやり方を詳しくご紹介します。
バストアップマッサージの効果
バストアップのためのマッサージには、単にバストアップだけでなく体の健康にもつながる効果があります。
血行を良くする効果
マッサージの一番の効果は、血行を良くして体の循環をアップさせる効果です。私たちの体に流れている血液は、体に必要な栄養分や酸素を運び、さらに体温を調節する役割も担っています。
普段あまり体を動かさないでいると、血液の循環が悪くなり、冷え性などにもつながってしまいます。バストアップのためには体を温めてリラックスすることが大切。体が温まるとホルモンの分泌も活発になります。
リンパの流れを改善する
体の老廃物や毒素を排出するリンパ液のあるリンパ管は、冷えやコリで働きが低下するため、マッサージで刺激して流れを改善する必要があります。特にバストに近い脇や首にあるリンパ管が詰まってしまうと、バストアップに必要となるホルモン分泌も低下してしまいますので、マッサージで流してあげましょう。
胸回りの筋肉を鍛えることができる
胸回りの筋肉が衰えると、胸を支えることができないので、胸が垂れるだけでなく血行も悪くなってしまいます。また内臓が下に押されてしまい、胃腸の調子まで悪くなってしまいます。マッサージで胸回りの筋肉を鍛えると、姿勢が良くなり、内臓の機能回復にもつながります。
マッサージのやり方
それでは、具体的な方法をご紹介します。バスト周りの筋肉の緊張をやわらげ血行を良くしてリンパの流れを改善していきましょう。
胸の筋肉ほぐしマッサージ
- 胸を外側から内側へ、円を描くように手を滑らせます。
- 背中や脇の肉を胸に集めます。
- 左右とも同じようにおこないます。
- 手をアンダーバストに置き、上に持ち上げるようにマッサージします。
- 左右とも同じようにおこないます。
- 親指と人差し指で、胸をねじります。
姿勢を正して血行を良くするマッサージ
- 頭の後ろで両手を組み、胸を張ります。
- 10秒キープして、ゆっくり力を抜きます。
- 10回繰り返します。
- 壁に左手をついて、壁に平行になるように立ちます。
- 体を右側にねじり、10秒キープします。
- 反対側も同じようにおこないます。
リンパの流れを良くするマッサージ
- 鎖骨のくぼみを指先で押します。
- あごの下から鎖骨に向かってさすります。
- 脇の下に手のひらをあて、回しながら腰まで手を下ろしていきます。
- 反対側も同じようにおこないます。
- 胸の間に合わせた両手を入れます。
- 胸にそってマッサージします。
この3つのマッサージを1セットとしてやってみましょう。
マッサージのコツは?
バストアップをするためには、以下のことにも注意しておこないましょう。
毎日続けること
胸を刺激することが大切なので、1日5分から10分を毎日続けることが大切です。特に日中こわばった体をほぐすことが必要なので、夜集中的におこなうか、効果を出すためには朝晩合計2回することも考えましょう。
リラックスした状態でおこなう
マッサージをする際には、入浴中や入浴後など、体が温まった状態でするようにしましょう。体が冷えていると、逆に筋肉などを傷つけてしまいます。
バスト自体には刺激を与えない
バストには血管が走っており、繊細な場所なのでバストではなくバストの周りをマッサージすることが大切です。バスト自体を刺激するのは逆効果です。
マッサージをするときにはクリームやオイルを使う
肌が乾いた状態でするマッサージは、柔らかい胸には強すぎる刺激になるので、たるみやシワの原因にもなってしまいます。マッサージをするときには、バストアップ用のクリームやオイルを使いましょう。好きな香りのものを使うことで、リラックス効果も期待できます。
バストアップのためには、長時間することよりも、短くても毎日続けることが大切です。
バストマッサージに合わせてしたいこと
バストアップのマッサージを毎日続けることも大切ですが、普段の生活も見直してみましょう。
ナイトブラを着用する
就寝中にはブラジャーをつけないという方も少なくないと思いますが、寝返りや寝相によってバストが流れてしまいます。形をキープできるようにしっかりとホールドをしてあげましょう。
姿勢に気をつける
胸を気にして前屈みになるクセがついてしまうと、血行が悪くなるだけでなく、猫背になって内臓を圧迫してしまうようになります。そうなると栄養素や酸素が体に行き渡らず、バストアップができません。普段からの姿勢にも注意しましょう。
栄養バランスの取れた食事をする
バストアップのためには、バストに必要な栄養を摂ることが大切です。ただしバストアップに効果のある栄養素だけでなく、バランスの取れた食事をすることが大切です。バストアップのためには、バストアップサプリを食事と合わせて摂ることも効果的です。
さらに食事やストレッチだけでなく、運動の習慣も取り入れましょう。普段から体を動かすことで、体の筋肉が鍛えられ、代謝が良くなるので、バストアップに必要な栄養素が胸に届きやすくなりますよ。